普通の玉手箱 202
世田谷通り沿い、農大一校前のバス停の目の前。1階が2つの飲食店舗が入るレトロタイルが目印のマンション2階のお部屋。
ちなみに飲食店の一つは二郎インスパイア系でおなじみの「らーめん陸」。平日は農大生が列をなし、それを横目にバスをまったりと待つおじいちゃんおばあちゃん。ああ老いも若きも入りまじり、今日も平和だと感じられるこの光景。わるくない。
さあ、お部屋はといえば、LDKが細長い13帖、6帖の洋室が2室の2LDK。駅から少し距離があるせいか割とリーズナブル。外観のレトロさとは裏腹に、全体的に新しさはないけれど至ってノーマルな印象。嫌な感じの癖はなし。どんな人にも染まりやすい普通さって貴重。
魅力のひとつとしては、洋室のどちらにもかなり大容量のクローゼットがついていること。どちらにもハンガーパイプが設置されているから、かなりたくさんのお洋服が収納可能。洋服付きの二人暮らしにおすすめかなぁと。
LDKはダイニングとリビングをそれぞれゆったりとゾーニングできちゃう細長さ。わりと大きなダイニングテーブルも置けちゃうんじゃないだろうか。キッチンは独立タイプでだから集中してお料理できちゃいます。窓付きでその前にすこしスペースがあるので、調理器具をいろいろと置けそうだし、日当たりは微妙だけど窓がついているので、お花やグリーンで飾るのも絵になります。
バスルームは追い焚き機能こそついていませんが、お掃除しやすそうなシンプルなデザインで清潔感あり。ドアのついた脱衣所もあるのでプライバシー面も◎ 玄関とLDKの間に水回りがまとまっていて、その廊下部分にシューズケースがついています。
北側のお部屋は世田谷通りに面しているので、かなり音は聞こえてきます。静かすぎるのが苦手な人だったり、音を流しながらのワークスペースが欲しい方には、逆に好都合かも。南側のリビングや洋室は比較すると静か。目の前が駐車場になっているので開けていて陽当たりがとても素晴らしい。
すぐ近くにサミットがあったり、バス停が目の前だったり、ボーリング場があったり、馬事公苑も近かったり。多彩な立地もこの物件のチャームポイント。ただし、1階が飲食店が2つ入っているので、匂いだったり色々とあるかもしれません。そしてバス停から見える位置に集合ポストが剥き出し、TVモニターホンもないのでセキュリティは低め。その2つが気にならない方にぜひ。
飽きのこないノーマルな箱を、少しずつ少しずつ自分の暮らしになじませてもらいたいなぁって思います。