憧憬のレトロキッチン 304
担当:やまぐち
レトロキッチン。
最新のキッチンは使い勝手がよくて、掃除だってしやすい。
だけどレトロなキッチンって、それだけでお部屋の魅力の中心になる。
多少の不便も工夫したくなるし、いつもそこに立っていたくなる。
人の台所が気になって仕方がない私の、おすすめしたいお部屋。
マンションの3階、2LDKで61.72m㎡の一室。
15帖のリビングダイニング、6畳の和室、5帖の洋室という間取り。
エレベーターがないので、大きくなったお子さんのいるご家族におすすめ。
全体的に新しくはないけど、永きに渡り大事に住まわれ、
きちんと手入れされてきたのか、清潔感はちゃんとある。
それにしてもこのキッチン。
すこし癖があるけど、これに似合う暮らしを想像すると楽しい。
かなり収納が細かくついているので、道具もストックもたくさん入る。
作業台も兼ねた丸いダイニングテーブルにアーコールチェア、
食器用の棚はお部屋に合わせて古家具をチョイスしてもいいけど、
シンプルな白いIKEAの棚をおいてオープンシェルフにして、
リビングとちょっと区切ってもいいかもしれない。
自分らしいキッチンをこつこつ創り上げる喜び。
おいしい料理をせっせとこしらえ、心身ともに育む。
私ならこうしたい!と想像ふくらむ、
キッチンが主役のファミリー物件なのでした。