空につながる最上階1住戸 301
駒沢大学駅から徒歩4分。物件の横の横には昔ながらのたばこ屋さん。ここ、いつもガラス戸に店主による俳句が掲げられていることで有名。どれどれ最新はどんな句かしら・・・
ネコを呼ぶ かくも優しき 妻の声
・・・なんだか素朴な情景がうかびますね。ほっこり。今回はそんなある意味稀有な立地にあるマンションをご紹介。
物件は3階建てのマンションの3階。オートロックのエントランスを入り、いったん外の階段に出て3階まで上がります。1フロアに1住戸の最上階、音を気にせず暮らせそうな構造、いいですね。
階段左手に広がるルーフバルコニーを横目に玄関を入ります。食器棚のような収納が玄関にあり、その向かいの腰窓がどうやら玄関から見えていたルーフバルコニーの出入り口。変わってるなぁ。
よいしょっと。窓を跨いで上がった先に広がるのは、広大な空と広いバルコニー。まわりに高い建物がないこともあり、かなりの開放感。まぶしい・・・ 間取り図を見るとなんとも歪な形状だったのでどんな感じだろうと思っていましたが、想像以上に広大。大家さん的にはあまり荷物を多く出したままにしないでほしいということなので、そこだけは気を付けつつ。ここでどう過ごそうか。考えるのが楽しいバルコニーになっていました。
お部屋もちょっと変わった間取り。
玄関から細い廊下を通りまずはリビングが広がります。そこから和室、洋室、キッチンそれぞれにつながっている形の2LDK。
リビングダイニングも歪な形になっていますが、広さは十分あります。レイアウト次第でお部屋の見え方も変わりそう。コの字にソファセットを置けそうな広さはあるんじゃなかろうか。 バルコニーも魅力的だけど、この物件に住むうえでの楽しさは、じつはこのリビングにもあるんじゃないかなって思います。
和室は2面採光でクロスがくすんだミントブルー。畳を新調したのか井草の香りにいやされました。洋室はすこし細長。こちらも2面採光で、大きめの収納つき。どちらの部屋も通気の良さと明るさが素晴らしいなぁって思いました。
キッチンやバスルームなどの水まわりは、ちょっぴりレトロ。ただどちらも窓付きできちんと清潔感がありました。キッチンは3口グリル付き、お風呂は追い焚き機能付き。とくに住まう上で困る部分はなさそうです。
最上階1住戸を存分にいかしたお部屋。玄関ドアは夢の世界につながっていますよ。