【SALE】きみとぼくの日常に 203
今日も明日も明後日も、変わらない平凡な日常。年を重ねるほどに思うのは、繰り返される日々の暮らしを、いつも通り穏やかに過ごせることの大切さ。住まいはそれを支えてくれる大事な土台。紹介するのは、毎日をより心地よく、そしてスタイリッシュに切りとってくれそうな、2人暮らしにおすすめのお部屋。
エリアの特徴
紹介の物件の最寄りは田園都市線「駒沢大学」駅。渋谷駅まではおよそ7分(あっというま!)。2022年、田園都市線の池尻大橋駅~用賀駅のリニューアルプロジェクトの第1弾として、改修工事がスタート。昭和の時代からこの街を見守ってくれている「駒沢オリンピック公園」の最寄り駅として、新たに生まれ変わるのが今から楽しみ。そして駒沢エリアは駅を境に南北で大きく特徴が異なるのがおもしろい。公園のある南側は2000年代に巻き起こる東京カフェブームの先駆けで1997年にオープンした「BOWERY KITCHEN(バワリーキッチン)」が変わらぬ存在感と影響力を放ち、周辺に住む人・働く人がその価値観を更新しながら広げていく文化が根付いているように思います。散歩するだけでいつも何かしらの発見があったりして。逆に北側は区外の人が持つ「世田谷 = ハイソな住宅街」のイメージに近いおちついた住宅街が広がり、幅広い年代の人が住まうエリア。駅周辺はスーパーやドラッグストア、八百屋や魚屋、さまざまな飲食店などがある程度まとまってあるため、いつも人で賑わっています。
周辺環境
駅から徒歩12分。「駒留」のバスの停留場が目と鼻の先。物件の前を通る「駒留通り」がバス通りになっていて、環七とぶつかる「駒留陸橋」がすぐそば。環七沿いには目黒方面行きの路線バスも通っていたり。バスを制するもの東京を制すなんて言われたりするみたいですが、そう考えるとなかなか交通の利便性が高いと言えそうです。そして日常使いするには歩いて1分かからない「まいばすけっと」が便利。三軒茶屋に出るのも15分弱なのでお勤め帰りにお買い物をして歩いて帰るのも許容範囲の距離かなぁと。物件の裏側には「蛇崩川緑道」という暗渠をいかした遊歩道が通り、5分ほど歩くと子どもたちで賑わう「小泉公園」にたどり着きます。都会的な利便性に、ささやかな自然の長閑さも感じられる環境だと思います。
外観と共用部
物件の1階はテナントになっていて、お隣の建物は絶品の焼肉屋さん。外観は赤茶色のレンガタイルがレトロ。1981年築・総戸数17戸のマンションで、建物向かって左手にエントランスがあり手前にはエレベーターが設置されています。駐輪場はエレベーターを抜けた建物奥、屋根がついています。築古のためある程度の経年を感じさせる共用部には、なつかしの昭和感が漂っていました。
間取りとLDK
お部屋は11.8帖のLDKと4.0帖と5.3帖の洋室という2LDK。外観の印象と打って変わって真新しく明るい印象のリビングは、4.0帖の洋室との間のFIX窓がアクセントに。これによって空間に奥行きが生まれ、広く感じられる効果が見て取れました。洋室からの採光もとれて、何よりデザイン性がぐんとアップ。上下均等でないサッシの入り方がすてき。そしてリビングは2面採光で、バルコニーがL字型。日中は照明いらずの明るさがありました。
リビングとつながる仕事部屋
そして室内窓のついた洋室4.0帖は、書斎におすすめ。リビングからの光もほどよく入り、人の気配も感じられ、さながらオフィスの個室みたいだなぁと思いました。曇りガラスの大きめの出窓は両サイドがパカッと開くすべり出し窓。プライバシーが守られつつ、通気や採光も保たれています。お隣の建物との距離が近いことで、直射日光が差し込むことがないことも、書斎には逆に好都合。安定した外光と照明で安心して仕事に打ち込めそうです。
水まわり
気になる水まわりの設備をチェック。キッチンは3口コンログリル付き、収納は食器や調理器具を整理しやすい引き出しタイプ。振り返るとこちらにも引き出し収納+吊り戸棚。なかなかの収納力です。その他、ホワイトを基調とした清潔感と収納力、使いやすさに配慮されたバス・トイレ・洗面スペース。洗濯機置き場は、洗面脱衣所の廊下を挟んだ向かいの扉の中に隠れていました。
5.3帖の洋室
お隣の部屋を書斎にするなら、こちらは寝室に。こちらも同様に両脇がパカッと開くすべり出しタイプの出窓、にプラスして上げ下げ窓がついた2面採光でそこそこの通気性。ライトグレーのふかふかのカーペットが寝室にぴったり。さらに扉なしのウォーク・イン・クローゼット付き。決して大きくはないですが、コの字にハンガーパイプがついているので、オンシーズンの衣類はハンガーでさげておき、オフシーズンのものはケースに入れ、上段の天袋載せておくのがよさそうかなと。
木の温もり、ニュアンスの白、手触りあふれるディティール
そして何よりの魅力は内装のデザイン性の高さ。個人的には玄関正面、木をリブ状にあしらったアクセントウォールとその端にペンダントライトが下がっていることに驚きました。なかなかに珍しいし、ハイセンス! たっぷりした玄関収納も余計なクセがなくマットなホワイトで統一。これでいいんだよな。インテリアが自由に楽しめるから。フローリングやクロス、ドアや扉、スイッチパネルや照明器具など、どれもトーンが揃っているし飽きのこないものが選ばれています。何気ない暮らしのワンシーンも豊かに彩ってくれそう。絵になります。とっても。
🏡 クラソンの住まい方提案
築およそ40年、ピカピカでスタイリッシュな内装はほぼ文句なしの仕上がりだと感じますが、物件の前はバス通り、そしてお隣は飲食店。たとえば音や外気をブロックするために内窓を設置すると防音や断熱効果が高まり、さらに快適に暮らせそう。そして駒沢〜三軒茶屋エリアは世田谷区においても地価が高くブランド力も高いため、将来を見据えたリセールバリューにも期待できるエリアと言えます。5年、10年、15年先を見据え、お金まわりのことも含めた理想の暮らし方のご相談も承ります。お気軽にお問合せください♪
暮らしのルーティンを心地よく、そしてドラマチックに切り取ってくれそうなお部屋は、在宅でのお仕事も見据えたお2人暮らしにおすすめです。
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noteにて売買物件にまつわるコラムをまとめています。
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