梁に首ったけ 201
担当:やまぐち
間取りだけでは読み取れない、行ってみないとわからない、お部屋の魅力。
図面を見て、はじめは右上の丸い壁に気を取られましたが、これは外観をみれば解決。なるほど、たぶん共用部倉庫と思われます。
ご紹介のお部屋、かわいらしい外観とか、コンパクトなカウンターキッチンとか、白くてすっきりした内装とか、それほど珍しくもない、デザイナーズ物件。
ですが、梁が4本も剥き出し。デザイナーズが苦手な私ですが、梁だけで、こんなに愛着が湧くものなのか。
そして愛想をふりまくこの4本の梁はロフトの天井に突き刺さっています。140cmほどの微妙な高さ、けれど横長に広いロフト。おそらく、ここで過ごす夜は、軽〜いロッジ気分。このロフト、基本は寝室にするのがおすすめですが、なななんとエアコンがついていないため、夏場は下界で寝ることをおすすめします。でもその分冬は、わざわざ寝袋で寝てみちゃったり、梁からランタン下げてみちゃったり、アウトドア気分を味わうのもよいのでは・・・や、やってみたい。なんか楽しそう。あっためたウィスキーとか飲みながら本読みたい。
梁を活かしたインテリアや暮らしかた。妄想がとまらない、個性的なお部屋なのでした。