ボタニカルな暮らし C
上町。
のんびりと入る世田谷線のちょうど真ん中の駅が、この上町。自然派なコーヒーやお菓子を提供するお店や美容室、洋服屋などがぽつぽつと立ち並び、感度の高い人々に好まれる街としても、上町は近年有名に。その中でも、トロッコなんてどうでしょう? 自然派の素材を使った「毎日安心して食べられるお菓子」を提供するすてきなお店です。
駅から徒歩11分。駅から離れて、静かな住宅となる世田谷弦巻、小道の奥にぽつんと立つアパート。リノベーション物件を多く手がけるblue studio設計のアパートは、外観から見るからにストーリー性が感じられます。
建物のお名前は「titi house(ティティハウス)」。建物名の看板、かわいい。
お部屋は2階部分。うれしいのが、2階には1戸しかないということ! つまり、2階はこのお部屋のみ。扉を開けると、とっぷりとした色合いのフローシング、木のアイテムが現れ、陽射しが申し分ないほどたっっっぷり入っています。この2階でこの日当たりはなかなか無い。木のアイテムや植物を豊富に使ったインテリアにしたいな。そう、自然派な感じ。深呼吸がしやすくなりそう。
アーバンカントリーな装飾たち。愛でたくなります。
窓ガラス、なんか見たことあるな〜って思ったら実家のと同じものでした。さては、わたしの実家と同じ時代にできた建物だな?
昭和46年築の建物ですって。やっぱり! 実家と同時期! 愛着湧いちゃう。
リノベーション前のものを残して、いい生まれ変わりをしましたね。
そしてそして、なんとも魅力的なのがこのルーフバルコニー。ウッドデッキに、緑のペンキがとっぷり塗られた手すりが愛らしい。たっぷりの陽射しを浴びて、ぐんっと背伸び。光合成した気分。なんか植物になったみたい。
のびのびしたい、愛らしいお部屋でした。