上町。
世田谷の風物時・ボロ市が開催されるエリアだったり、今ではfridgeや工芸喜頓など生活に彩りをくれるすてきなお店が増えつつあるエリアでもあります。
駅から徒歩7分。お店が賑わう世田谷通りからは少し離れますが、そんな中に少し古めなんだけど面積ひろっ! 家賃やすっ! っていうお宝物件があるんです、上町。
外観はこちら。
木造の1階建。白タイルのヨーロピアンな雰囲気。建物内の部屋としては2世帯のみなので、お隣さんは右隣だけ。玄関の前まで来ると、なんか、ふわっと香る甘いにおいが…?
1階はお風呂、トイレ、洗面室などの水まわりと家族だんらんの場となるリビングダイニングとキッチンがあります。玄関側から入った時は、他の家に囲まれていたので、日当たり良くないのかな〜と思っていたのですが、リビングダイニングに入った瞬間の日当たりに驚き! ぱきっとした日差しが入ってきます。南向きのおかげ。窓の先の小庭には植栽がたくさん植えられていて、視覚的にもうれしい。窓を開けると風も良く通る。そして、またあの甘いにおい。
よくよく見てみると。金木犀の木!! 玄関から感じていた甘いにおいの正体はこれでした! 取材時は絶賛金木犀の時期(2018年秋)。私の実家にも金木犀があって、いつか家を持つなら金木犀と椿の木は植えるって決めてたんですよ。かわいいし、香りがだいすきで。金木犀を見つけて、この家に一気に惚れこみました。
2階には、7帖の洋室と6畳の和室。そして天井裏にグルニエがあります。
洋室。
フローリングの二面採光。クローゼットがあります。
和室。
い草の香りたっぷり。こちらは二面採光で、南向きなのでかなり日当たりが良いです。大容量の押入れもあります。
グルニエ。
いわゆる屋根裏部屋。高さはありませんが、広さは5帖くらいあるでしょうか。収納には良し、子供部屋にするにも良し。
2階から窓の外を見ると、目の前は畑。視界が抜けているのがわかりました。これは日当たりも風の抜けも良いはずです。たっぷりの日と風を浴びた、あの金木犀の香りが、部屋を包み込んでくれます。