電車の見える食卓で 404
京王線の桜上水駅まで5分、下高井戸まで7分。駅前の開発がすすむ下高井戸。シンボルだった下高井戸駅前市場がなくなり、これから新しい駅周辺へと生まれ変わるエリア。市場に入っていた昔ながらの商店の行方とともに、これからの街の変化が気になるところ。個人的には下高井戸シネマからの居酒屋たつみという定番が消えてしまわないよう、ときどき顔を出したい、そんな街。
下高井戸から歩くことおよそ10分。白いタイルが目印のマンションの一室。
お部屋は6帖と5帖の洋室に6畳の和室、そしてダイニングという間取りの3DK。だいたい4.5帖から5帖くらいありそうなダイニングキッチンがお部屋の中心。新しさはないけれど、3口コンログリル付き。最上階角部屋なので、お部屋に挟まれたダイニングにも窓があって明るい食卓っていうのが、魅力だなぁって思います。
バルコニーに面した2つのお部屋。じつはこの物件は京王線の線路沿いにあるため、バルコニーに面した窓はどちらも二重サッシになっていました。閉める分にはそれほど音は気にならないなと感じましたが、ぜひ実際に確認いただきたいところ。電車が見える風景っていうのも悪くないなぁって方に、ぜひ住んでいただけたらと思います。ちなみにお部屋全体を通して洋室の1台のみにエアコンが付いていて、和室は持参いただいたら設置が可能になります。なので洋室の引き戸を外して、ダイニングと繋げ、LDK使いっていうのがおすすめです。
玄関横のお部屋は5帖。こちらも2面採光でとても明るくさわやか。じつはこの物件、和室も合わせて床材の色がお部屋ごとで細かく異なるんですが、個人的にはこのお部屋が一番素敵だなぁって思いました。
水まわりはとてもコンパクト。独立洗面台はありませんのであしからず。ブラックの浴槽がめずらしいですね。
1989年築ということで、バブルを思わせるディティールもひとつの魅力。そして3DKという間取りの割にかなり賃料がリーズナブル。エレベーターなしなので、ファミリーよりも在宅勤務のあるお2人暮らしにおすすめしたいお部屋なのでした。