街をみおろすノスタルジック 904
日大生と商店街が街を活気づけてくれている街「下高井戸」。「下高井戸シネマ」と「居酒屋たつみや」が個人的に二大お世話になっている下高井戸のフェーバリット。幾度となく閉館の危機があったという映画館をすくったのたは、愛ある支配人と根強いファン。そのありがたみも感じつつ、映画の余韻にひたりながらのひとり酒。いい映画館といい酒場のある街には、きっと悪い人は、いない。そう信じてやみません。
で、今回のお部屋の最寄駅は明大前。ごめんなさい。下高井戸までは13分。映画をみて飲んで帰るにはちょうどいい距離だ! ということで下高井戸を紹介しましたが、明大前歩いて2分の駅近物件になります。
1973年築の地上13階建のマンション。風雨をしのげる内廊下の腰窓の感じがなんともノスタルジック、ザ・昭和。お部屋は3帖のキッチンに、4.5帖と6帖の洋室がたてに並んだ2Kという間取り。おすすめしたい住まい方は、洋室の間の引き戸をあけて、広々10.5帖のリビングとキッチンという1LKづかい。というのも、南向きの高層階なので窓の外に広がる眺望の良さと差し込む光を存分に活かす、というのがこのお部屋の得策かと。
築古でネックになってくる水まわりは、ある程度新しさもあってで、清潔感はしっかり保たれています。キッチンスペースこそ3帖と狭めですが、3口グリル付き、収納もある程度あるので、わりと充実したキッチンライフがおくれそう。
そして何より、地上9階の眺望と陽当たり。何にも変えがたい特徴だなぁって思います。幹線道路沿いではありますが、バルコニーは逆を向いているのと高層階であるので、音はあまり気にならず。
▼ このお部屋の特徴
・高層階ならではの眺望と陽当たり
・駅近で渋谷・新宿へのアクセス◎
・ちょっとレトロな雰囲気
・キッチン充実
余談。高層階の住居を見に来るといつも思うことがありまして。だれか知らない人の暮らしを上から見下ろすと、自分の暮らしもその中のちっぽけな一つだって気づくんです。そうするとなぜだか安心したりして。そんなことを思ったこちらのお部屋。内見はぜひ晴れた日に! この部屋で、どんな人がどんな暮らしをするんだろう。街を見下ろしながら、そんなことを思った午後なのでした。