和室と洋館のような部屋に馴染む 101
場所は、トコトコ走る世田谷線沿い。
窓からは今日も色々の車両が行き交います。
突然ですが、わたくし和と洋館のような雰囲気が
合わさった環境で幼少期を過ごしまして、
和室、ベタッとした色合いの木、微妙な入りの日差しというのが好みのお部屋です。
とくに、和室は実家を出てから約8年ぶりに、いまの住まいにあり、
居心地が良さがフリスピーを取って帰ってくるイヌ並みの速さでリターンしてきて、
できればこれから一生和室のある部屋で暮らしていきたいと願うほど。
洋室と和室のあるこの部屋、どんぴしゃ。
和室、整然としても見えるし、あたたかくも見える。そしてただならぬ安心感。
奥の洋室も、ただの洋室じゃなく。
濃い色のフローリング。窓の先には小庭。この微妙な日差し…。
この日差しの量は、意外にも部屋全体の印象をぐっと引き上げてくれる。
自然の演出家であると、個人的に賛美を送りたい存在。
洋館のような部屋にしごたえがある。
所々、古さや使い込まれたものが軌跡していて。
引き継ぐかは、自分次第。
