ふたり暮らしヴィンテージ 202
東急田園都市線「桜新町」駅。
渋谷まで電車で10分、三軒茶屋まで4分の好立地。幅広い年齢層が行き交うこの駅は、明治40年に開通した今はなき路面電車「玉電」の停車駅として始まり、現在でもその当時の面影を残す商店街、通称「サザエさん通り」でおなじみの街に。素朴な印象の駅周辺から少しエリアを広げて歩いてみれば、じつは新旧さまざまな見どころが。「三軒茶屋」駅から「二子玉川」駅の間、感度の高い人気エリアのどこかに住んでみたい! でも、あまり都会的過ぎなくて、びっくりするほど家賃も高くなくて、ほっとできる街に住んでみたい、なんて方におすすめしたい、穴場の街。
さて、今回は駅の東側のおすすめを少しご紹介。まずは駅北側の住宅街に突如として現れる2つの給水塔、通称「双子の給水塔」。敷地の外からしか眺められないじれったさ、大正建築独特の姿はその道のマニアでなくとも一見の価値あり。そして駅前の通り沿いを駒沢方面へ歩けば、店頭でおむすびを販売する「三田精米店」や開店前から行列ができることもある魚屋「鮮魚 平澤」、五感で楽しめるインドカレーの人気店「砂の岬」などなど、知る人ぞ知る銘店が点在。開拓し甲斐があるのです。
さてそんな桜新町の駅から徒歩7分、今回ご紹介する物件は、田園都市線沿線でリーズナブルに二人暮らしをはじめたいカップルにおすすめのヴィンテージマンション。間取りは1DK、築年数は経っていながらも、共用部や内装がとても管理が行き届いていて清潔感があり、特に水まわりはバス・トイレ別できれいで広々。キッチンも窓がついていて収納もたっぷり、ダイニングと洋室を仕切る引き戸を開ければ、ゆったり13帖。ちょっと気になるのはこのお部屋、お洗濯ものが部屋干しとなってしまいます。ただし南向きの2面採光で風通しもいいため、日中お仕事などでお部屋を空けている間に干しておけば、問題なさそう。
まずは内見がてら街をてくてく、暮らすことを想像しながら歩いてみることをおすすめします。妄想、広がりますよ。