等々力。
駅に降り立つと、駅周辺はゆったりした雰囲気。一瞬で心が落ち着きます。それは駅のすぐ近くに大自然が感じられる「等々力渓谷」があり、日々のお散歩やリフレッシュしたい時なんかに、ふらっと行ける生活のよりどころになりそうです。
そんなゆったりした雰囲気の街とは対照的な、どきっとしてしまうスリリングなお部屋がありました。
「等々力駅」から徒歩3分。目黒通りに面した角地にあるマンション。
扉を開けて目に入ったのは、お部屋中央にある柵。柵の中をのぞいて見ると、その下には螺旋階段と地下1階になるお部屋が広がっています。階段部分へまわってみると、なんと足場がグレーチング。下のお部屋が見え、どきっとしてしまいます。
上のお部屋は、キッチンとリビングダイニングとなっています。段差がいくつもあるこのお部屋。ちょっと大変そうなお部屋かな、と思いましたが家具の配置や高さを考えるたのしみがありそうです。
階段を降りた下のお部屋は、段差もなく広々使える洋室。高い位置にある窓から、道ゆく人の影が入ってきます。人が通るたびにどきっ。通行人に自分の存在が気づかれるか気づかれないか、、。ちょっとスパイ気分です。もちろんブラインドを降ろしておけるので、スパイ気分は味わなくても大丈夫です。
そしてもうひとつ。
このお部屋のすてきなところは、光と影の関係。
グレーチングの足場部分の、光の漏れ。螺旋階段の影の落ち。
洋室の高窓からは鋭い光がお部屋に分散しています。
1階と地下で日当たりが良いとは決して言えませんが、少し漏れた光やライトの演出がこのお部屋の特別なところです。
ちょっとスリルを味わいたい方。光と影の演出が気になった方。
一度このお部屋を訪れてみませんか。