ふたつを行き来する、可能性を秘めた部屋 213
上下に二部屋があるお部屋になります。階段でのぼり降りすることで、メリハリのある暮らしが送れそう。特に上階は日差しがしっかりと入るので、シャキッと起き、朝の支度もテキパキと想像できました。
それぞれの階を詳しく見ると、下階はキッチンと浴室・トイレ、そしてダイニングとなる7.7帖。浴室・トイレはかなりコンパクトで、脱衣所のないつくりになっています。その分キッチンは広め。収納も上下にたっぷりと、冷蔵庫は階段下のスペースにすっぽりと収まり、動線もきれい。上階には及びませんが、下階も南向きのおかげで明るい日差しが入ります。日中を通して、季節を問わず温かなダイニングになるはずです。
上階は天井が三角になった、愛らしいつくり。天井も高く開放感のある空間です。6.6帖とベッドのほかソファや本棚も置けそうな広さがあります。気になる格子戸の先は、小さな1.9帖の空間。収納にも使えますが、例えば在宅での仕事や、集中したり荷物をまとめて置いておきたい趣味の場所にも使える可能性を十分に秘めています。小窓があり、日差しや風通りの良さもポイントに。上下階ともにバルコニーもあり、下階は洗濯物、上階はリラックスできる場所など有効的に使ってみて。
暮らしにゆとりが広がるようなお部屋ですが、いくつか気になる点も。階段は、結構急なつくり&踏み面も小さめ。慣れたら大丈夫かもしれませんが、最初のうちは気をつけて。また洗濯機は外。下階のバルコニーに位置してます。ひさしがあるので比較的雨はしのげそうですが、カバーや寒い日の対策はお忘れなく。
駅までは9分と少し歩きますが、道なりは途中まで農大通りを進むので、夜も安心して歩け、豊富な店々に食欲がつられることは必然かもしれません。ローカルな店もありますが、入れ替わりも結構ある通りなので、飽きずに色々と楽しめる街です。



