形状にまつわる才能 203
なにより大事にしたいのは、リビングの広さ。
そんな想いでお引っ越しを検討している方におすすめしたい、1LDKのお部屋をご紹介。
いつだって人気が高い間取りの1LDK。なかでもリビングが10帖以上となると一気に需要が高まります。
やっぱりダイニングとリビングをそれぞれ広くとれるっていうのは喜ばれる所以ですが、ここ数年は在宅でお仕事するためにリビングダイニングの一角にワークスペースをつくりたい ってご要望、多いんですよね。
このお部屋のなかで推したいのは、リビングの細長い形状。たとえばワークスペースをリビングダイニングの一角にしつらえるのに、都合がいいなぁって思うんです。これに限らず、レイアウトしやすい印象、私にはあります、細長いお部屋って。ぜひ内見の際には、家具のレイアウトを図面に書き込んでみてほしかったりして。どうとでも受け入れてくれそうな懐の深さ、あると思うんだよなぁ。
で、その上でお伝えしておきたいのは、リビングの暗さ。お隣の建物が近いため日中も照明が必要なほどに暗め。なのですが二面採光なので通気は◎ ワークスペース、特にPCを使うお仕事の場合、逆に直射日光がそそぐとモニターが見づらいため、カーテンを引くと思います。そう考えるとこのまま作業するには悪くない光量かなぁ…… なんて前向きに捉えられる方は、このお部屋向き!
リビングから寝室に移動すると、格段に明るく感じました。唯一しっかり陽が注ぐのがここ。これなら気持ちよくすっきり起きられそう。そして気になる水まわりは新しさはありませんが、清潔感はありました。キッチンはIHだったり、バスルームがコンパクトだったり、ぜひ詳細写真でチェックしてみてください。
立地としては、暮らしの強い味方サミットが目と鼻の先。そして周辺住民のソウルフードであるラーメン「一心」や、レジェンド枠として名を馳せる酒場「まつもと」と建物が接していたりします。バス停も松陰神社駅も近いので、とにかく立地の恩恵は受けられそう。
じつは懐深い、細長くて広いリビングの1LDK。陽当たりはないけれど、ここにしかないものを見いだしてくださる方へ。ぜひぜひ。