屋根裏アパルトマン 301
駒沢大学駅から9分、松陰神社前からは13分。弦巻通りから少し入ったパンダが目印の公園のそばにある新築のお部屋。建物の目の前には感応寺という、ペットの供養を行なうお寺さんがあります。モダンでとてもすてきな建物。こちらのご住職さん、とてもすてきな方なのです。
お部屋はロフト付きの最上階の1LDK。玄関すぐの左手に洗面台と水まわり、右手に3.6帖の寝室があります。限られたスペースを上手に活かしている印象。勾配ある壁が特徴的な寝室は、屋根裏みたいで意外と落ち着きます。
床材の柄がどことなく地中海あたりを思わせる水まわりは、洗濯機置き場、トイレ、バスルームがまとまっています。収納はトイレの上の棚しかないので、洗濯機置き場に収納付きのラックをおくと使い勝手がよさそうかなぁ。バスルームは浴室乾燥機と追い焚き機能付き。
さてさて、10.7帖のリビング。壁に勾配があるせいか少々せまく感じました。だけれど窓が多くて光が美しく射し込んで、気持ちいいなぁっていうのが第一印象。ちょっとトリッキーな間取りだけど、意外とレイアウトしやすそう。ソファやローテーブルなど目線を低くしたインテリアがぴったりなんじゃないかな。
あとは窓から光がそそぐキッチン。リビングとつながってはいますが、しっかり独立している珍しい間取り。リビングに匂いがこもりません。IHでお掃除がらくちんです。
ロフトは4帖。高さは1m程度かなぁ。高い位置にあるので普段つかわないものを置くのに利用すると良いかなと。小さな小屋みたいでかわいい空間です。
全体的にディティールがほどよくスタイリッシュ。クールでもナチュラルでもいけそうな懐の深さがあって、住まう人のカラーに染まりやすい内装だなぁって思います。
バルコニーと駐輪スペースがないことはお伝えすべきところ。新築ならではの設備の良さや清潔感、そして内装デザインの良さ。そこに屋根裏のような勾配ある壁による個性がプラス。ベーシックとデザイナーズの間の子のような新築は、メリハリをつけて暮らしたい、おひとり暮らしにおすすめのお部屋なのでした。