さりげないヴィンテージに、全部とじこめて 702
桜新町駅から歩いて8分のヴィンテージマンションのお部屋をご紹介。
スーパーのLIFEがすぐ近く。日用品や食料品はだいたいここで買えちゃいます。ここは社をあげた旗艦店らしく、素人目線で見ても売り場の導線や品揃えにこだわりが垣間見れます。うん、近くにあるのと無いのじゃ、ぜんぜん違うな。
あとはマンションの斜向かいには倉庫を改修したカフェがあって、休日にぴったりなお店。雰囲気もコーヒーもちょうどいいんだよな。素朴さとおしゃれさのバランスが。
お部屋は7階建ての最上階、築およそ40年のヴィンテージ感漂う1LDK。
築古でおそらく土台は大きくは変えずに修理を繰り返したであろう内装は、それほどクセがなくて、何より収納が多いのが特徴。壁面一面が収納になっていることにプラス、キッチン横には食器棚。ここまでしっかり収納がついてる物件、久しぶりだなぁ。逆に空間を埋めるために、物が増えちゃうよってくらいの収納力。
ときめいたのは、キッチン。3口コンロに、グリルとオーブンまでついています。扉の色合いとかムラのあるタイルとかその花の模様とか。いつもここにいたくなっちゃうなぁ。スツール置いて本とか読んじゃったりして。眺めていたくなる愛らしさ、あるよなぁ。
バルコニーは最上階のルーフバルコニーなので解放感がすごいです。いつまででも眺めてられます、わたし。ただ、お洗濯の時はしっかり日焼け対策しないと真っ黒になりそう。築古でありがちですが、残念なことに洗濯機置き場はここ。雨避け屋根がついているのは嬉しいけど、陽当たりがいいので劣化防止のためにもUV加工された洗濯機カバーが絶対に必須。
リビングとは逆に寝室はコンパクト。エアコンがついていないので、夏は工夫が必要です。細長い収納がついているので、ここはもうベッドだけ置く感じかなぁと。
水まわりはトイレは温水洗浄便座、バスルームは小さめでなんだかアーバンな感じのヴィンテージ感漂ってました。玄関には大きめの鏡、そしてシューズケースもわりとたっぷり。本当に収納が多い部屋だな。
陽当たりの良いヴィンテージマンションの一室は、さりげない個性を醸し出す収納力あふれるお部屋。足るを知る、古さを愛でて不便さすら楽しむ心持ちで、工夫して住んでもらえたら嬉しいなぁって思います。
※ エアコン・照明器具などの設備が写真と異なる場合がございます。必ず内見にてご確認ください。