サザエさん一家（の銅像）が迎えてくれる桜新町駅。ここ数年で新しくて話題のショップが軒並みオープン。だけど決して素朴さを失わないのがこのエリアの魅力。飾らない感じが嫌いじゃ無いなぁって思います。駅南口を出て徒歩2分、河津桜と縁結びで有名な「桜神宮」を通り過ぎ、住宅街を奥に入った先にある、新築テラスハウスをご紹介。

ご紹介の物件は、2棟が向かい合うように建っていて、全部合わせて8戸。すべて角部屋というつくりのテラスハウス。

オートロック付きのエントランスや共用部のデザインがどことなく南仏風。新品で井戸までついていました。

淡いグリーンに塗装されたの板材の玄関ドアと、壁面の一部がタイル張りの玄関、装飾過多でもなくバランスがいいなぁって感激しました。いいかんじ。

お部屋は玄関のみが1階の、2階部分。さらに勾配天井のロフトがついた2LDK。玄関からの階段がけっこう長くて急なので上り下りが必要なことを考えたら、ちいさなお子さんがいるファミリーよりお2人暮らしや小学校高学年以上のお子さんのいるファミリーにおすすめかなぁ。

ロフトへ上がる階段がリビングの個性。これがあるのと無いのじゃお部屋の印象が全然ちがう。窓には防犯シャッターがついていて、空けると南向きのバルコニーから陽の光が飛び込んできました。斜向かいに建物が建っていないこともあって、陽当たりの良さが秀逸。

個室は2つ。北側の洋室は5.6帖。勾配天井に天窓つき。空を絵みたいに切り取ってくれてます。クローゼットは奥行きが深め。意外とたっぷり入りそう。大きなベッドも置けそうだし、ここは寝室だな。

南側の洋室は5.2帖。こちらは簡易防音になっていて、締め切るととても静か。べつに近くに幹線道路があるってわけじゃ無いのに、むしろ静かな環境なのにと疑問でしたが、たぶん在宅勤務向きに考えられたのかと。いっ時よく耳にした、オンラインミーティングの音問題、家族が静かにしていないとってやつ、あれがクリアできるんですね、きっと。まあ、そうでなくても、例えば趣味のお部屋にするなんてどうだろう。書庫とかお洋服の巨大クローゼットとか。そうそう、備え付けの収納は高い位置に設置されているので、使うものは引き出しを置いて手前に収納、あまり使用しないものは奥にしまい込む、なんて工夫をするとよさそうです。

水まわりは階段を上がった左手にひとまとまりに。浴室は小さめだけど浴室乾燥機と追い焚き機能、そして小窓付き。同じく小窓付きのキッチンは2〜3人住まいピッタリのサイズ感かなぁと。キッチンの後ろが広いから、棚やテーブルがしっかり置けそうだし、レイアウトしやすい間取りのダイニングになっているなぁって思います。

ロフトも勾配天井になっていて、一番高さのある端っこは大人でも直立できる高さ。エアコンは付いていないので真夏は難しいですが、寝室にするのもあり。だいたい4帖の広さがあって、お部屋としても十分機能しそうだなぁって思います。

階段が２つあるロフト付きのお部屋。晴れやかで気持ち良い新築のテラスハウスなのでした。