和風にモダンでイタリアン A
戸建のようなテラスハウス、メリハリあるリフォームが秀逸な2LDKのお部屋をご紹介。
最寄りは駒沢大学駅。2022年、田園都市線のリニューアルがはじまりました。それぞれの駅ごとで何やらデザインコンセプトが異なり、それぞれの土地の個性が生かされるらしい。やるじゃないか東急。わたしはとても楽しみにしているよ。
そんなリニューアルを控えた駒沢大学駅から徒歩9分。スーパーオオゼキや、ドラッグストア、コンビニのある上馬の交差点から歩いて5〜6分(すっごい便利〜)、駒沢公園も徒歩圏内の246から少し入った住宅街の一角のちょっぴりレトロな外観の建物。
なんだか親戚の家みたいな雰囲気の玄関を開けると、左手がリビングとダイニングキッチン、正面にバスルームやトイレなどの水まわりに続く扉、右には2階へ上がる階段があります。
和風モダンな設えのイタリアンレストランみたいなリビングダイニング。わざと凹凸を残している壁の塗装や、躯体むきだしの天井にスポットライト。入口と棚のアーチデザインと障子窓とのバランスが絶妙。ちょっと非日常感あります。背の高いビルが近隣にある立地上、日中でもうっすら暗め。夜は柔らかく落とした照明で落ち着いた雰囲気を楽しんでもらいたいです。
2階は和室と洋室が1つずつ、1階のスタイリッシュな雰囲気とはまた違う、明るく風通しの良い空間。洋室には窓のあるウォーク・イン・クローゼット付き。和室は押し入れ収納は生かしつつ、建具をあえて外して設置された見せる収納棚、なんの模様か分からないけど小粋な襖絵などなど、ほどよくリフォームされている印象。やりすぎず、やらなさすぎずって、感じ。
気になることとしては、前述どおり1階は日中でも陽当たりは望めず、冬は防寒対策が必須。工夫しないとかなり底冷えします。夏も1階は逆に空気が籠って暑いかも。あとは2階のベランダに物干し竿はかけられそうだけど、カラッと干せる感じではないので、工夫は必要そう。気になる方はしっかり内見でチェックしてみてください。
非日常と日常をいったりきたりのテラスハウス。もともとの和の良さを上手にいかしたリフォームって、好きだなぁ。