午後のコーヒーとクッキー 301
担当:はせがわ
手や足元に触る素材がたくさんの一部屋。
リビングは南向き。なので陽当たりは良いです。窓は一枚だけなので、ほどよい陽の入りになるかな。
間取りは1LDKで、寝室とリビングをつなぐように水まわりが配置されたつくり。
リビングは約8.4帖の広さで、壁の一部が珪藻土になっています。クッキーになる前の生地みたいな色味にペタペタとした跡が全体に入った、見事な一面。職人さんが一つひとつ、手で描いていきました。手仕事でしか感じられない表情、好きですよね。珪藻土はこの素材感とカラーから生まれるかわいさもさることながら、湿度の調整と脱臭効果もあるそう。日本は湿気に悩まされる国ですからね〜。梅雨に活躍してくれるかも。床はコーヒーをこぼしたようなブラウン。こっくり色。全部屋にわたっているので、統一感もありながら、木目の表情がずっと楽しめる。
キッチンにも素材感があって、濃い青のタイルがお見事。このかわいさをずっと見ていたし、でも大事に使いたいから油はねガードもしてあげたいし。葛藤。
北側の小さな部屋は、寝室・書斎やリモートワークの場所にでも。レンガ調のクロスが印象的、床の色ともマッチしてる。広さは約4.2帖なので、ベットひとつ、またはデスクとチェアもしっかり置ける広さがありました。
2022年12月にできたばかりの一部屋。
真新しい設備に、暮らしやすい間合いもしっかりとあるつくり。あちこちに感じる素材とふれあいながら、記憶に残る毎日を送ろう。