醸せ、自分らしさ 303
担当:やまぐち
ご紹介のお部屋は、世田谷代田と下北沢が最寄り。
駅周辺の再開発で、すっかり変貌を遂げた下北沢〜世田谷代田界隈。訪れるたびのあまりの変化に、時の流れを感じずにはいられないエリア。おすすめしたいのは、東京農大の学生さんやOB・OGがつくった食品を購入できる「世田谷代田キャンパス」。とくに昨今の発酵食品ブームの立役者と言っても過言では無い、農大醸造科学科で学ばれた方々による発酵食品は、もはや日本の食文化の宝。美味しい日本酒と発酵食品による晩酌は、私にとって何よりの至福なのであります。
さて今回のお部屋はといいますと、世田谷区の賃貸でもなかなかに貴重な間取り『3DK』のレトロな物件の3階。
8帖のダイニングキッチンに、2面採光の洋室6帖、収納付きの洋室5帖、押入れ付きの洋室6帖、トータル54.27㎡という間取りと広さ。角部屋であるためバルコニーがL字で窓が多いのが特長です。1970年代築で古いため、洗濯機置き場が外だったりエアコンの増設で一部の窓に鍵が掛けられなかったりしますが、基本的に清潔感は有ります。個人的にはバスルームにも窓が付いていてレトロなタイルにグッときました。
ただ、玄関入って手前の洋室だけはエアコンが付いていないため、ダイニングとつなげてリビング使いにするか、思い切ってクローゼットや趣味の部屋にするのも有り。格子模様のクッションフロアがレトロな雰囲気で、古着屋のようにお洋服をディスプレイしたり、レコード屋のようにディグれる棚をおいてショップみたいにしても面白いかも。
こちらの物件、二人暮らしだけでなく、SOHOやルームシェアも可能。下北沢を拠点にしたいカップルや友達同士で、とことん自分たちらしい暮らしを追求してほしくなる、レトロで個性的なお部屋なのでした。