苦手を好きに変えるには N303
担当:やまぐち
世田谷線の「若林」駅から歩いて4分。
地上3階建デザイナーズマンション3階のワンルーム。
コンクリート打ちっ放しの家には、個人的には興味はありません。
硬くてヒンヤリした感じよりも、柔らかくて暖みのある方が好み。
だけど、色々なお部屋を見るうちに、ふと気づきました。
自分の想像できる範囲で物事を考えたり選んでいると、代わり映えしないし、
第一に、おもしろくないと。
だから考えてみました。
じゃあ、この部屋に暮らすとしたら、どうしようか。
私だったら、磁器みたいなつるっとした部屋と、あえてコントラストを出すのに、
古家具や古い布をベースに使ったり。食器もざらっとした陶器で揃えるとか。
小さな部屋に、わざと大きめの植物を迎えるとか。
ただの好みですが、いつもと違うものと合わせるとなると、
なんだか新鮮だし、至極にわくわくしてきます。
お部屋を選ぶ時、いったん先入観を捨てて、
いろんな可能性を模索するのも、意外と悪くないかもしれません。
・・・そんなことを思わせてくれた、お部屋なのでした。