そらと枇杷 201
担当:はせがわ
桜上水。
長らく世田谷で暮らしていても、訪れることの少ない場所はもちろんあります。桜上水、今回はじめて降りました。
のどかな、生活のにおいがする街、というのが第一印象。今までココへ来なかったわけが、わかります。
この街は、ココに暮らす人たちが自分たちのペースで暮らしている場所。
駅から徒歩15分。
玄関をあけると、階段。そしてシューズボックス。ここで靴を脱ぎます。
階段を上がりきると、二手に扉。201は向かって右の扉です。
ここまで、おとなりの202さんと共有。
最初はとまどいましたが、同じように女性で、たまに朝出るとき一緒になったりして、そのうち仲良くなって、夕ごはんを持ち寄って一緒に食べる仲なんかになれたらいい…。
なんて妄想はさておき。
お部屋は8帖のワンルーム。ちいさめながらも、室内はひとり暮らしなら十分な設備と、隅々までとにかく綺麗に整えられた一室。
築年数を上まわる綺麗さに、幾度も部屋を見てきた中で一番の感動を覚えました。
南向きにひらかれた窓からは街と日差し、空までしっかり見えます。
好きな漫画があるんです。
「広告会社、男子寮のおかずくん」という、同じ男子寮で暮らす4人が週一で料理を持ち寄ってごはんを食べるという。
持ち寄ってごはんって、なんて楽しそうなんだと。人と食べるごはんに幸せを感じるー。
「おかずくん」の女性バージョン、楽しいに決まってる…!