桜新町。
"桜の新しい町"と美しい響きのこの町。その名のとおり春には八重桜が咲き乱れ、その情景は何度見てもやっぱり美しいのです。そんな美しい街に、設計:ANCHOR DESIGN、施工:松陰会舘がリノベーションした一室が誕生しました!
お部屋はせたがやクラソンで紹介してきた中でもかなり特異。下階には約30帖の広々としたリビングダイニングと洋室があります。内装は元々ウッド調だった壁紙を白に変え、床もグレーのカーペットに。南から差し込む日差しとあいまって、あたたかく、美しく、気品ある印象となりました。2階への階段部分には、元々あったフェイクグリーンの木に、一面無垢板の壁が登っていくのがなんとも印象的。吹き抜けに差し込む太陽の光を感じながら2階へ上がることができます。
さらに、ウッドデッキが敷かれた吹き抜けた中庭があります!外部から隔てられているものの、この吹き抜けのおかげで気持ちのいい空間です。おもてなしの料理を作って、ガーデンパーティーなんてどうでしょう?
2階には和室と寝室となる洋室があります。和室は真髄をついた美しさ。ほれ惚れします。ふわっと浮いた照明がまた美しい。襖をがらっと開けると、先のウッドテラスが見え、パーティーを楽しむ人たちを眺めながら、しっとりと過ごすことができそう。洋室は大きなルーフバルコニーに面し、夜には夜景を見ながらワインで乾杯をして、ほろっと酔いがまわったらそのままベッドに倒れこむ。そしてたっぷりの陽射しを浴びて朝を迎える。そんな余裕が自然と生まれそうです。
元々気品あるお部屋だったので、以前のものをそのまま使っているところもたくさんあります。キッチンはほぼそのまま。ワインを寝かせておける貯酒場もあります。お風呂や洗面室、家具なども以前のままですが、リノベーションの仕様とマッチして、独特なモダンな雰囲気になりました。
住居として贅沢な暮らしはもちろん、事務所としても可能なお部屋。
美しくゆとりある室内に、感慨な心を持ってここで暮らしてみたい。