ひとり、風を感じる日々 1702
担当:はせがわ
芦花公園。
名前の以来となった、徳富蘆花の住居である『蘆花恒春園』が近くにあることから名付けられたこの駅。駅から15分ほどの蘆花恒春園は四季折々の草花や神秘的な竹林など、自然の力を感じる場所として、地元の人をはじめ、外国人にも人気のスポットです。
今回のお部屋は、駅の目の前に立つ大きなマンションの一室。1階には深夜1時までやっているサミットに、2階にはフィットネスジムがあります。
お部屋はデザイナーズマンションで名のある谷内田章雄氏設計・デザインのお部屋。エントランスからそのデザイン性の高さに驚かされます。眺望の良い7階。室内は、広くはありませんが、一人暮らしなら十分なほど。RC打ちっぱなしと有孔ボードの内装はインパクトがありますが、暮らしていけばしっくりと馴染んでいきそう。南向きに大きく開かれた窓から見晴らしのいい街が見え、さわやかな風がお部屋いっぱいに広がります。とっても気持ちがいい。キッチン、お風呂、トイレなどの水まわりはコンパクトにまとまり、木の素材がふんだんに使われ、あたたかい雰囲気です。特にいいなと思ったのが、キッチン向かいにあるニッチ。本を並べたり、植物やアロマを置いたり、食器棚として使ったりと、自分の色が見えてくる場所になりそうです。
また、5階の共用部にはスカイガーデンがあり、緑と空、たっぷりの風に囲まれながらゆったりとした時間を過ごせます。私だったら人のいない時を見計らって、真夜中に夜風を浴びにいきます。
日々の生活で窮屈さを感じてしまったら、風を浴びて、胸いっぱいに新鮮な空気を入れ込みましょう。それだけで、ほんの少し、肩の力が抜ける気がします。