すこやかさの先には 203
担当:やまぐち
駒沢大学駅から歩いて約7分。
70年代築。広いのに、この賃料。安かろう悪かろうと思いきや…
物件の良し悪しをまたひとつ学ばせてもらった、おすすめのお部屋。
駒沢の住宅街にある年季の入ったマンションの2階。リビングダイニングと寝室が並んだI型の間取りの1LDK。お部屋の短辺に幅があるからか、図面で見るよりも広い印象。寝室とLDKの間の間仕切りを開け放つと、開放感すら感じる広さ。
この手の築古物件って、いろいろと手入れが必要になってくる分、管理がものを言います。ありがちなのは居住スペースは小綺麗だけど、水まわりが薄汚かったりして。加えて共用部のお掃除や補修がずさんで荒れ放題。結果的に入居者さんのマナーも悪くなっていくという悪循環。で、この物件。かなり管理が行き届いていて、古さは味わいとして受けいれられる、安心感と気持ちよさがありました。駐輪場を見てみると、手入れされた自転車がマナーをもって停められている印象。
お風呂もトイレも正直古いのですが、写真では伝わらない清潔感がありました。感じ方には個人差があれど、すくなくとも「古くて汚い!」とは私は思いませんでした。洗濯機置き場は残念ながら外なのでカバーのご用意を。一方でキッチンは真新しく広々。ガスコンロのご持参が必要ですが、スペース的にも広いから棚やテーブルなどのレイアウトもしやすく、お料理好きにはうってつけのキッチンかなと。陽当たりのよさ、収納もしっかりあることも、住みやすさを後押し。玄関先の窓の格子のデザインなんかには、もうすでに愛着を感じている自分がいました。
古くとも、だいじにお手入れされた物件のすこやかさ。築浅のお部屋にはない味わいあるお部屋、おすすめです。