真正直なリノベーション 104
担当:はせがわ
間取り、床の素材、あちこちに散りばめられたアイテム。そこにこだわりはあるけど、暮らしやすさを最も重視した真面目なリノベーション。そんな印象のあるお部屋です。
駅は「千歳烏山」。京王線あたりのエリアの中で、一番大きな街です。スーパーは4店舗くらいある。だんごに寿司、タイ料理などジャンルの豊富なお店の数々、あとスタバがおしゃれ〜。今は駅の高架化計画が進行していて、駅が変わればまた街の景色も少し変わってくると思います。今の街も楽しみながら、新しい景色にも期待!
物件までの道のりは、ずっと住宅街。良い意味で平凡で、家族の家や学校のある街並みに安心しながら、まっすぐ家に帰れます。
お部屋は、1988年築のマンションをリノベーションした一室。
元々の間取りからたぶんそこまで変わっていなくて、キッチンとリビング、そして玄関横にも1室というごくごく使いやすいつくりはそのまま。ガラリと印象が変わったのは、全室に張られた無垢のフローリングのおかげだと思います。やっぱり木の表情はすごい。一気に愛着が湧く。この無垢フローリングに合わせて、扉や照明、スイッチなどのアイテムはシックなデザインで統一。この手法もリノベーション物件ではよく見られますが、やっぱり目の当たりにすると深みが全然違う。
キッチンはL字のつくり。ひとりはコンロで煮込み、もうひとりはサラダの野菜を洗ってみたいな姿が目に浮かぶ。収納も隠せるしたくさんある。とにかく便利だ、使いやすそうだ。こういう真面目なのがいいんです、キッチンは。
新しく生まれ変わった部屋だけど、いいところを残して、愛着の湧くすてきな要素を足して、暮らしやすさを追求した一室。これです。きっとこれが、リノベーション物件の真髄ってやつです。
*写真は前回募集時のものです。